日本は欧米より建物の寿命が短く、スクラップ&ビルドが繰り返されています。その要因は様々ですが、新築神話といわれるように、新築の方が中古より快適かつ魅力的だという私たちの感覚がその1つといえるでしょう。
しかし、サステナブルな取り組みが求められる現代では、スクラップ&ビルドを繰り返す傾向は時代に逆行しているといえます。そのため私どもの会社では、リノベーションやリニューアルを丁寧に1つ1つ手掛け、これまでの常識を変えて時代をつくっていく一助となれるよう事業を展開しております。
新築と真っ向勝負をするのではなく、長い年月を経た建物との調和を図り、残された古いものの良さを引き出して新たな命を吹き込む、そのデザイン力が大切です。それは歴史を未来に生かす私たちの企業理念に相応しい活動です。
神楽坂徒歩8分の築後約30年のワンルームマンションで7戸の部屋をリノベーションし継続的に販売して来ました。バブル期の企画物件も今となっては時代を感じるものになっておりましたが、都心で働き住まいを求める方にひと時の安らぎを持っていただけるようなデザインで仕上げることで、これからも存在価値を維持していくマンションであり続けられると思います。もちろん配管等の設備は一新して安心してお住まいいただけるリノベーション工事をしています。長期に賃貸マンションを運営している弊社だからこそ手掛けるリノベだと自負しています。